最終回にふさわしいハーキマーダイヤモンドのジュエリー
さて、4月からスタートした
ワイヤージュエリーベーシックコース
今期は、3名さまがご受講されています。
7ヶ月間にわたる受講期間を経て
先日、無事修了しました。
最終回、 Lesson7のテーマの石は
ハーキマーダイヤモンド
ハーキマーダイヤモンドは、
ダイヤモンドと呼ばれるくらいの
透明度と照り感があるダブルポイントの水晶
磨いてない状態でこの美しさ✨
原石なのに
コレクターにも人気がある理由が
わかりますよね〜
課題作品は、
この稀少なハーキマーダイヤモンドを
3石も使ったロザリオ風ペンダントを
おつくりいただきます。
難易度マックスの課題作品に挑む
さすがベーシックコース最後の課題作品なので
難易度は☆☆☆となります。
今回、生徒さまのお仕事のご都合で
2日間にわけて開催いたした。
まずは先行組、林瑠美さん
今回、穴の空いてない天然石を
2石連結する技法を学んでいただきます。
どんな構造になっているのか、
じっくり観察し、理解した上で
制作することがポイントとなります。
途中、ワイヤーがたこ足のように飛び出した状態で
制作を続けなければなりません。
その飛び出したワイヤーの中から、
どれを残して、どれを切るか…
これ、潔い決断が必要なんですよ!
瑠美さん、とても上手に決断したおかげで
ハーキマーの美しさを生かす
スッキリした作品になりました。
スクエアワイヤーのメリットとデメリット
後攻組は、ゆみこさんと安井さん
これまでの課題作品では
ワイヤーは、ソフトタイプの
ラウンドワイヤーを使用していました。
今回は、ハーフハードタイプの
スクエアワイヤーを使用します。
つまり、ちょっと硬くて
角があるワイヤーを使うということ
そのメリットは…?
ハーフハードワイヤーは、
大きめな石でもカッチリしっかり
ラッピングすることができます。
スクエアワイヤーは、
カッコよくスタイリッシュな雰囲気に
仕上がるんですよ。
ただし、スクエアワイヤーは傷が目立ちやすいので、
制作には注意が必要となります。
はじめてのワイヤーに苦戦するお2人
でも、ワイヤーの爪を広げ、
石の角を掴むようにワイヤーを這わせると
石は必ず留まります。
お2人にもその感覚を
しっかりと実感していただきました。
ベーシックコース集大成の作品を作り終えて
こちらが、完成したお2人の作品です。
思い思いに天然石ビーズでデザインを施して
それぞれ ”らしい” ジュエリーが完成しました。
ゆみこさん、安井さんもお互いの作品を鑑賞して
とても盛り上がっていました。
自分では気が付かなかった
石の別の顔を見ることができる
これって、なかなかいい時間なんですよ。
ベーシックコースがはじまった頃は
似たり寄ったりだった作品も回を重ねるごとに
自分らしさが濃くなっていく
それは、
作品に自分の想いをのせられるようになる
からなんです。
今年度のアトリエアナベルの
ワイヤージュエリーベーシックコースは
これで修了となります。
でも、彼女たちにとっては
これは終わりでありません。
次のステージにつながる‘ステップ‘でしかありません。
未来のワイヤージュエリーデザイナーたち
彼女たちのこれからの飛躍がとても楽しみです。










